安全・安心な社会・環境づくり

デジタル社会の発展により、社会のあらゆる場面でフラッシュメモリやSSDが活用されるようになり、その大容量化・高速化へのニーズは高まり続けています。一方で、デジタル製品・サービスの普及とともに消費電力・CO₂排出量の削減が必要となり、その対応が急務となっています。

私たちは、四日市工場・北上工場における生産性の向上や製造プロセスの改善による電力消費量や薬品・ガス使用量の削減を推進します。また、エネルギー消費効率の高いメモリ・SSD製品を社会に提供することで、デジタル製品・サービスを使用する場面における電力消費量の削減に貢献します。

5GやIoT、AIの発展とともに、クルマは今やコネクテッドカーとしてさまざまなデータを活用しています。ドライブ中の交通情報や娯楽を提供する車載インフォテインメント（IVI：In-Vehicle Infotainment System）やドライバーを支える先進運転支援システム（ADAS：Advanced Driver-Assistance Systems）の高度化など、車載機器の複雑化・高度化によるデータストレージの需要が拡大し続けています。

キオクシアグループは、車載用として求められる環境ストレスに対する信頼性など、高度な要件に対応した高性能かつ大容量の車載用UFSとe-MMCメモリ製品で、クルマの安全性と利便性の向上に貢献します。

キオクシアグループは、ドライブレコーダーでの映像記録に適した耐久性を備えた製品を通じて、カーライフの利便性に貢献しています。

例えば、3次元フラッシュメモリ「BiCS FLASH™」技術を搭載したEXCERIA HIGH ENDURANCE microSDメモリカードは監視カメラやドライブレコーダーでの使用を想定し、設計しています。

デジタル技術の発展、インターネットの普及は、私たちの日常生活、ビジネスを便利にする一方で、情報セキュリティが課題になります。

キオクシアグループは、エンタープライズ、データセンター、クライアントSSDなど、セキュリティプロテクションを必要とするパーソナルとビジネスデータを保護するためのニーズに応えています。例えば、ノートパソコンが盗難にあっても、暗号化されたSSDであれば顧客情報などの重要なデータ流出を防止できます。